あのテンポが心地いい

今週のお題「人生に影響を与えた1冊」

たぶんそれまで本を一冊読みたくて読んだという本は無かった
赤毛のアン
え、なんでおっさんが、というか男子がと思われるかもしれない
面白いんだから仕方ない
アニメ名作劇場を見て最後のあたりを知っていた
ふとしたきっかけで単行本の置いてある所に入り込み
そこで目して手にとった
不思議だった、書かれている会話に抑揚はついてないはずなのに
"あぁ・・・?マリラが言ってるように聞こえる!"
国語の成績の良くない自分が高校生になって初めて知る感覚
早速買って家で読み返すと
アニメのおかげで情景も思い浮かべやすかった
数行の文章を読むだけで眠気が来るくらい国語が苦手な自分だったが、
数十ページも一気に大分読めることにそのとき気付く
随分長い間失っていた本への自信をもらい、
それと同時に面白い本がこの世の中にある!ということを発見した時でした
しかし、赤毛のアンシリーズを読み進め、戦争の内容になったところで
興味が薄れそれ以降は内容も知りませんw
ただ人生にひとつ楽しみを増やしてくれた事は確実です
本に没頭するという感覚をいただけた最初の一冊として
赤毛のアン
一押しです

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)

赤毛のアン 赤毛のアン・シリーズ 1 (新潮文庫)